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不動産業界における”囲い込み”問題
2025/09/19
こんにちは!株式会社サステナリビングです🍀
今回は、前回お話した”媒介契約”において、実際に発生したトラブルについてお話したいと思います。
みなさま、不動産業界のおける”囲い込み”ってご存じでしょうか?
”囲い込み”とは、一部の不動産業者が自社の利益のために、売主・買主双方の媒介を行うことを目的とし、他社からの紹介を断るような行為のことです。
例えば、不動産を売却したい売主Aさんが、不動産会社Xと媒介契約を結びます。
Aさんの不動産に興味をもった買主候補Bさんから購入依頼を受けている不動産会社Yがいます。
会社Yが、会社Xに『BさんにAさんの土地を紹介してもいいですか?』と確認すると、会社Xは『現在商談中なので紹介はお断りしております』と答えました。
もしBさんが成約になった場合、Bさんからの仲介手数料は会社Yに支払われ、会社Xは売主Aさんからの仲介手数料のみをもらうことになります。
会社Xは売主・買主両方から仲介手数料が欲しいため、売主Aさんの意向を確認もせず、他社からの紹介を受けないということです。
このようなことがおきると、売主・買主の利益を損なう可能性がある上、不動産取引の透明性が失われますよね。
実際に2025年不動産売買仲介業者205人を対象に行ったアンケート調査によると、約6割もの人が”囲い込み”を受けた・受けたと感じたと回答しました。
2025年1月より、宅地建物取引業法が改正され、不動産売買における”囲い込み”は処分の対象になりました。
不動産取引は高額で、お客さまの人生を左右する大きなイベントです。しかし、専門知識が必要となる分野で不安に思われる方が多いと思います。
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みなさまの不動産にまつわる多様なニーズに真摯に向き合って、透明性のある不動産取引に努めてまいります。
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